「ところで思ったんだが」
北高文化祭当日。ビラ配りの合間の休憩を取っていたところで、峰岸澄は涼宮ハルヒに訊ねた。
「SOS団の由来って何だ？」
「あれ、知らなかったっけ？あ、そっか、作った後に配ったビラで入ったのよね。『世界を 大いに盛り上げるための 涼宮ハルヒの団』、略してSOS団よ」
「『世界を大いに盛り上げる』はどこからきたんだ？」
「それは…そうだ。峰岸、この学校に『ジョン・スミス』って人がいたの、知ってる？」
「…俺が1年の頃にはそういう名前の生徒はいなかったと思ったな」
峰岸はあえてそう言った。
「そう。じゃああの時3年か2年だったのかしら。3年前にソイツに言われたの。『世界を多いに盛り上げるためのジョン・スミスをよろしく！』って」
「…なるほど。名称を考える時にその発言が頭によぎったのか」
「そ。さあ、後半も張り切って配るわよ！」


峰岸澄（ミネギシワタル）
・涼宮ハルヒの1年先輩。朝比奈みくると同じクラス。（原作でみくるのクラスが判明してないため何組かは不明）
・家族構成は父・母・姉。（姉は1人暮らし）
・父は地元新聞の記者。母はパート。（日用品店）
・クラスの委員長でみくるから「委員長」と呼ばれている。（キョンが委員長と呼ぶのはそのためである）
・一般人。しかしキョン達の知らない世界の住人でもあり、異世界人のカテゴリにも属している。そして変人。
・異世界人としては『生みの親』が存在し、それの意思により決められたらしい『設定』が存在する。『設定』はキョン達の世界でも有効。
・目立つ言動や行動が多い割には裏方に徹する事が多い。
・特技は声帯模写。（声帯同化は不可）みくるの声でSOS団製作映画の主題歌も歌ったが、あまりに本人らしくなかったのでそれはボツになった。
・ゲーム大好き人間。キョン達とボードゲームをすることもあるが基本は携帯ゲーム機や携帯電話のアプリケーションで遊んでいる。『射手座の日』以降はノートパソコンを利用してゲームソフトを落としたり、家庭用ゲーム機と無理矢理接続させたりしている。ただし、SFC以前の物が主流。
・SOS団に入る前は弓道部に所属していて、新人戦にも出場したがSOS団に入る際に退部した。ちなみに弓道歴1年。
・野球が嫌い。原因は父親にあるらしい。
・尊敬する人は榎木津礼次郎。

やっぱり弦間と峰岸が混ざる。委員長って呼んでて正解だったかも…。
峰岸では1人称はやらないつもり。

「こらこら、刃物を振り回したら危ないだろう！」
消失の12月18日改変直後の朝の発言

「2日前の朝以来だな、少年！」
消失の12月21日見舞いに来て最初の科白

「あれだ。俺が歌うと朝比奈っぽく聴こえない」
主題歌を歌ってみた後の発言

「最大のポイントは鼻だな。鼻でわかった。血の臭いがしなかったからな」
孤島症候群の帰りのフェリー辺りでの男性陣の会話の中での発言